『苦い・渋い・後味が乾く』——過抽出(kn-081)の典型です。処方は効果の大きい順に: (1)挽きを一段粗く、(2)湯温を4℃下げる(kn-082)、(3)総時間を短く(注ぎを速く/浸漬を短く)。それでも重い場合は、深煎り豆そのものの性格かもしれません——豆の焙煎度を確認し、ミルクと合わせる(kn-018)か中煎りへの変更を検討します。焦げに近い雑味なら焙煎欠点(kn-058)や器具の汚れ(kn-099)も候補に入れてください。

01 『酸っぱい・青臭い・物足りない』

未抽出のサインです。処方: (1)挽きを一段細かく、(2)湯温を4℃上げる、(3)時間を延ばす(蒸らしを確実に・注ぎをゆっくり)。「酸っぱい」が果実の爽やかさなら豆の個性(良い酸)、口をすぼめる不快な酸なら未抽出か劣化(kn-063)——この区別が大切です。冷めて出てくるきれいな酸は正常(kn-012)。豆が新鮮すぎてガスが暴れている場合は、焙煎後3〜5日待つと落ち着きます(kn-046)。

02 『薄い』『濁る・雑味』

『薄い』の主因は比率の乱れです——まず粉と湯を量ったか確認(kn-100)。量っていて薄いなら、挽きが粗すぎるか湯温不足で成分が出ていません。氷で薄まるアイスは設計から見直しを(kn-008)。『濁り・雑味』は複数犯: 微粉過多(ミルの見直し、kn-096)、チャネリング(kn-102)、器具の酸化オイル(kn-099)、欠点豆の混入(kn-047)、水質(kn-098)の順に疑います。粉ベッドの形とサーバー底の微粉量が、犯人特定の物証になります。

03 『毎回味が違う』

再現性の崩れは、変数の管理漏れです。チェックリスト: 豆と湯を0.1g単位で量ったか/挽き目は同じ設定か/湯温を同じ方法で作ったか/時間を測ったか/水は同じか/豆の焙煎日からの経過は?——どれか一つでも「その日まかせ」なら、そこが犯人です。特に見落とされるのが豆の経時変化(毎日少しずつ最適点が動く)と、ミルの設定が家族に動かされていた事件。レシピをメモに固定し(kn-097)、変えるときは一つずつ(kn-103)が鉄則です。