ミル(グラインダー)を買う日が来ました。選び方は一行で足ります——「臼式(うすしき)の手挽きミル、金属刃、クリック式の調整付き」。3,000〜5,000円台で条件を満たす定番が複数あります。プロペラ式(刃が回る安いタイプ)は粒がバラバラになるので避けてください。電動は毎日2杯以上飲むようになってからで十分です。

01 挽きたての儀式

豆を量って、ハンドルを回す30秒——この間に立ちのぼる香りは、粉で買っていた頃には存在しなかったものです。粉は挽いた瞬間から香りが飛び始めるので、「淹れる直前に挽く」だけで同じ豆が一段おいしくなります。さらに、豆のまま保存できるようになるので鮮度も長持ち。第4回で体験した挽き目のダイヤルも、これで毎朝自分の手の中です。クリックを2つ動かして味の変化を確かめる遊びから始めましょう。