カフェオレの失敗は一つだけ——コーヒーが薄いこと。普通の濃さで淹れてミルクと割ると、「コーヒー風味の牛乳」になります。今回のレシピ: 粉20gに湯200g(いつもの3分の2の湯)で濃いめに淹れ、温めた牛乳200mlと1:1で合わせる。豆は深煎りか中深煎り——ミルクの甘さと脂肪に負けない骨格が必要だからです。浅煎りの繊細な豆は、もったいないのでブラックに取っておきましょう。
01 温度と甘さの秘密
牛乳は60℃前後がいちばん甘い——沸かしすぎると加熱臭が出て甘さが崩れます。鍋なら縁に小さな泡が出始めたら火を止める、レンジなら500Wで1分半から様子見。砂糖を足す前に、まず60℃の牛乳の甘さで一口飲んでみてください。それでも足りなければ、きび砂糖を少し——深煎り×ミルク×きび砂糖は、コクの三重奏と呼びたくなる王道です。アイス版は、濃いめコーヒーを冷たい牛乳と氷に注ぐだけ——層になるグラスの眺めも御馳走です。