2004年、ベスト・オブ・パナマでエスメラルダ農園のゲイシャが史上最高値を記録し、世界に衝撃を与えました。以降、COE(カップ・オブ・エクセレンス)などの品評会を舞台に、生産国は品質を競い合う時代に。一方で、気候変動により2050年にはアラビカ栽培適地が大きく減少するとの予測(2050年問題)があり、耐性品種の開発や持続可能な調達が業界全体の課題となっています。テクノロジーと伝統が交差する、コーヒー史の現在地です。
スペシャルティの現在 — ゲイシャ、COE、そして気候変動
2004年のパナマ・ゲイシャの衝撃以降、コーヒーは品質競争の時代へ。同時に気候変動という最大の課題に直面している。