「レギュラーコーヒー」とは、焙煎した豆(または粉)から自分で抽出するコーヒーのこと。日本の公正競争規約では、焙煎豆・焙煎豆の粉砕品を指す表示名称として定義されています。一方「インスタントコーヒー」は、一度抽出したコーヒー液を乾燥させて粉末化したもの。湯に溶かすだけで飲めるのは、すでに「淹れ終わった」コーヒーだからです。

01 インスタントの2つの製法

インスタントには、抽出液を凍結させ真空で水分を昇華させる「フリーズドライ(凍結乾燥)」と、熱風の中に噴霧して乾かす「スプレードライ(噴霧乾燥)」があります。香りの保持ではフリーズドライが有利とされ、大粒の顆粒が特徴。スプレードライは細かい粉末で、アイスミルクに溶かす用途などに強みがあります。

02 リキッド・ドリップバッグ・コーヒーベース

リキッドコーヒーは工場で抽出・殺菌したそのまま飲める液体(無糖・加糖)。ドリップバッグは一杯分の粉をフィルターごとパックした「レギュラーコーヒーの簡便形」です。カフェベースなどの濃縮タイプは希釈して使います。手軽さの序列は リキッド ≧ インスタント > ドリップバッグ > 豆から、味の自由度はその逆になります。